かつては建築現場で大工さんの勘と経験に頼っていた木材のカット。
現在は、あらかじめ工場で加工済みのものを建築現場で組み立てるだけ。
工期の短縮、正確な加工などのメリットが得られるので、プレカットの技術が、
建築工法を大きく飛躍させました。
CADで設計されたデータをもとに、コンピュータ制御で加工しますので、高い品質を得ることが可能になります。
大工さんがかかる作業より、大幅に早く終わらせることができますので工期短縮、生産コストダウンが可能になります。
現場作業の木屑や、産業廃棄物の削減につながります。
CAD・CAMシステムによって起こされた図面をもとに、すべてコンピュータ制御によるプレカットを行い、高品質・高精度な部材を低価格で供給することを実現しました。住宅着工時には、工期の大幅な短縮だけでなく、木造住宅部材を組み立てる在来工法及び最新の接合技術である金物工法(HS金物・クレテック金物・ハラテック金物)を用い確かな目で厳選した材料でお届けします。
横架材・柱材加工ライン
合板・断熱材加工ライン
羽柄材加工ライン
CAD入力
建築図面をCADで入力し、木材の加工などデータ化します。
データを基に、コンピュータ制御でプレカットを行います。
正しく加工されているか検査します。
納品までの期間、細心の配慮で品質管理します。
柱、梁、筋交いなど、木の「軸」を組み立てて建物を支える日本の伝統的な工法で、木造軸組工法とも呼ばれています。間取りの自由度が高く、増改築も容易でわが国の木造住宅の主流を占めている工法です。以前は大工さんの手によって加工していましたが、現在ではこの部分をプレカットすることにより、大量生産が可能になりコストも下がり、また品質のばらつきも無くなり、耐久性の高い高品質な商品を提供いたします。
柱や梁の接合個所である仕口の欠損を少なくし、その部分を特殊な金物で接合する工法で木造建築の耐震性や耐久性を格段に高めます。地震列島と呼ばれている日本には適した建築法として広く普及しつつあります。また、在来工法と金物工法の混合加工(ハイブリッド)にも対応しております。金物の種類としては、HSZ金物、HSS金物、クレテック金物、テックワン金物、ハラテック金物等があります。
在来工法とパネル工法の混合工法で、耐力面材・羽柄材・断熱材を1枚のパネルに納める事で施工が容易になり工期の短縮が図れます。また、パネル工法の高い耐震性や耐久性を有する一方、在来工法の特徴のひとつである間取りの自由度も得られ、増改築も比較的容易に行えるという利点を持っています。